「猫の暮らし」のハンドルベストに鈴を取り付けてアビちゃんズのと同仕様(男の子なのでブルーの色違い)にしたので、ちび猫兄弟に着せてみた。細めの『チビいも』は、一番小さなXSサイズでも何とかマジックテープの端と端が接触する程度。少しガッチリした『チビしろ』でも、マジックテープが重なり合うのは僅かな部分。それでも脱げる心配はない様なので、リードに繋いでふたりを外へ連れ出してみた。
それぞれのハンドルベストにリードを付けて、リード同士を繋ぐ。アビちゃんズならば、それぞれが違う方向へ動こうとする、またはどちらか一方が動こうとしないので、逃亡する心配がないのだが、ふたりは違った。家の中、狭い三階建てケージに入れられて、逃げ出したくて仕方がなかったのだろう。ふたり揃って同じ方向へ、隣家の駐車場へとダッシュ！しかし、ふたりを繋いだリードが車のタイヤ、ゴミ箱、自転車などに引っかかり、人間の手の届かない所まで逃げることが出来ない。最後はリードがグルグル巻きになって、首が締め付けられている様子。慌てて助けようとしたら、パニック状態になった『チビしろ』は、左手親指に噛み付く。出血しながらも、何とかふたりを取り押さえて、家の中へと連れ帰る。
治療後、少しは落ち着いた兄弟を、今度は一人ずつ外へ連れていってみた。最初は『チビいも』。一瞬リードを持った右手のを力緩めた隙に、またも隣家の駐車場へ逃げ出し、車の下へ。しかし、リードがタイヤに引っかかって奥の方まで行けず。リードを引っ張って車の下から連れ出して、表札柱の上に乗せて記念撮影。
走り回って疲れたのか、柱に貼りつく『チビいも』。
『チビしろ』と比べると気弱で大人しいと思っていたけれど、
いざという時は大胆で行動力のある『チビいも』。
次は『チビしろ』の番。体が大きく、力も強いので、二本のリードをハンドルベストに装着。外に出ると、当然逃げ出そうとする。一箇所に大人しく静止してくれないので、写真撮影できずに家の中へ戻る。
