W501が好き!?

はてなダイアリー「W501が好き!?」のアーカイブ(2006年4月1日~2018年12月31日)

最終確認

円筒形ケースに仮移動して、冬眠からの強制覚醒中のつむりんズ。3日前(3/24)、窒息死しそうだった大人&若者つむりんのみ元の各棟へ戻したので、残りの各棟を用意して元の状態に戻し、冬眠後の最終確認をすることに。

【薄殻君専用棟(16匹→15匹)】
最初は、薄殻君専用棟で暮らしていた、薄殻君ことパツラマイマイ16匹。強制覚醒(3/20)時、ゲル状化キャベツに埋没していた1匹は亡くなってしまった。乾燥に強く、過剰給水による溺死&ゲル状化野菜への埋没による窒息死だけ気を付けていれば亡くなることは殆ど無いのに、残念なことをしてしまった。洗浄しておいたケースを用いて薄殻君棟を再構築し、生き残った15匹の薄殻君を戻す。



【子供・幼児棟(2014年度)(9匹→7匹)】
次に、子供・幼児棟(2014年度)で暮らしていた、元・2014年度自家製赤ちゃんの子供&幼児つむりん9匹。強制覚醒(3/20)後、全員が冬眠から目覚めて活用を再開していたのだが、円筒形ケースの蓋を開けると、ケース底面に敷いたキッチンペーパーの水溜り部分で1匹のちびチビが軟体部を出したまま動かなくなっていた。残りもう1匹のちびチビはカルトボーンの上で、やはり動かなくなっていた。孵化後1年以上経過しても殻径3mm〜3.5mmと、孵化後急成長している1歳年下の弟たちと同じ大きさだった「2014年度ちびチビ」のふたり。毎年何故か発生する成長不良の個体は、いつも大人になる前に亡くなってしまうのだが、2014年組はこの段階で脱落してしまった。洗浄しておいたケースを用いて子供・幼児棟(2014年度)を再構築し、生き残った7匹を戻す。



【子供・幼児棟(2015年度(外産系))(7匹→5匹)】
続いて、子供・幼児棟(2015年度(外産系))で暮らしていた、元・2015年度(上期)自家製赤ちゃんの7匹の子供&幼児(昨年6/23〜7/18回収)。強制覚醒(3/20)時、一部がゲル状化したキャベツ付近で見つかった2匹は、目覚めることなく亡くなってしまった。内1匹は殻径10.5mmと安定成長期に到達していただけに残念。体は大きかったけれど、まだ未熟で殻の入口に冬眠用膜を張るのに失敗したのだろうか?それとも、キャベツのゲル状化さえ起きなければ、無事冬を越せたのだろうか?洗浄しておいたケースを用いて子供・幼児棟(2015年度)(外産系)を再構築し、生き残った5匹を戻す。



【第二新生児棟(外産系)(48匹)】
第二新生児棟(外産系)で暮らしていた、外産つむりんが産んだ卵から昨年11/3〜11/25に孵化した赤ちゃん48匹。何と、全員が冬眠に成功していた様で、48匹全てが無事覚醒した。秋冬生まれの赤ちゃんは、生まれて早々の冬を越せるか否かが最大の関門だけれど、寒くなる少し前に孵化して、冬眠前に十分栄養分を摂取出来たのが良かったのだろうか。仮設棟も同じ円筒形ケースなので、そのまま餌交換して第二新生児棟(外産系)とする。



【第三新生児棟(自家製系)(31匹→28匹)】
第三新生児棟(自家製系)で暮らしていた、自家製つむりんが産んだ卵から昨年11/24〜12/18に孵化した赤ちゃん31匹。28匹が覚醒したけれど、残り3匹は殆ど殻だけの状態になり、亡くなってしまっていた。内2匹は、強制覚醒(3/20)時に軟体部が極端に凝縮していた赤ちゃん。もう1匹は何処にいた個体か不明。外産系赤ちゃんと異なり、冬眠シーズン直前に孵化したので、条件が厳しいだろうと思っていたけれど、何とか28匹が冬を越すことが出来た。そのまま餌交換して、第三新生児棟(自家製系)とする。



【新生児生死確認ケース(自家製系)(11匹→0匹)】
昨年12/18〜今年3/21と長期間放置している間に、自家製つむりんが産んだ卵から孵化していた赤ちゃん11匹。仮設ケースに移しておいたけれど、1匹も目覚めることが無かった。条件が悪いタイミングで孵化したとは言え、少し前に孵化した兄弟の大半は冬を越すことが出来たので、第三新生児棟(自家製系)に移動させておけば…。

【大人・若者棟(自家製専用)(14匹→13匹)】
元・2012/2013年度自家製赤ちゃんの大人/若者つむりん計14匹が暮らす大人・若者棟(自家製専用)。強制覚醒(3/21)時に墜落していた大人つむりん1匹は、やはり亡くなっていた。残り13匹は、一時の呼吸困難状態から回復して元気になった。初めての屋内産卵・孵化・飼育経験、335匹の赤ちゃんが孵化して、内17匹が成貝になった、元・2012年度自家製赤ちゃん(成貝化率5.1%)。保護した外産つむりんの様子から、ミスジマイマイの寿命は3年〜4年と思われるけれど、孵化後3年以上を経過して、生き残りは8匹となってしまった(生存率2.4%)。一つ年下の元・2013年度自家製赤ちゃんのグループ5匹(大人×1、若者×4)は、2匹目以降が成貝になりつつある様だけれど、時間が無いので棟内の簡単な清掃と餌交換のみ実施。

【外産棟(18匹)】
最後に、外産の大人・若者・子供つむりん計18匹が暮らす外産棟。全員が冬眠から目覚めたけれど、一時は呼吸困難(?)で元気が無くなっていた。元の大きさのケースに戻したことで、元気を取り戻した様なので、棟内の簡単な清掃と餌交換のみ実施する。

最終確認前後の家族構成は、以下の通り。

ケース用途確認前確認後
ハウス(特大)その1外産棟大人×12、若者×4、子供×2
ハウス(特大)その2大人・若者棟

(自家製専用)
大人×10、

若者×4
大人×9(−1)、

若者×4
ハウス(小)その1子供・幼児棟

(2014年度)
子供×3、

幼児×6
子供×3、

幼児×4(−2)
ハウス(小)その2薄殻君専用棟薄殻君×16薄殻君×15(−1)
ハウス(小)その3子供・幼児棟

(2015年度(外産系))
子供×2、

幼児×5
子供×1(−1)、

幼児×4(−1)
円筒型ケース第二新生児棟

(外産系)
赤ちゃん×48
円筒型ケース第三新生児棟

(自家製系)
赤ちゃん×31赤ちゃん×28(−3)
円筒型ケース新生児生死確認用

(自家製系)
赤ちゃん×11赤ちゃん×0(−11)