W501が好き!?

はてなダイアリー「W501が好き!?」のアーカイブ(2006年4月1日~2018年12月31日)

各棟の確認の残り(つむりん−2)

一昨日(6/7)から昨日(6/8)にかけて実施している各棟の全清掃(予備ケースとの入れ替え)と餌交換。残るは、大人つむりんが暮らすケース(特大)の2棟。昨晩の帰宅後、洗濯物干しや猫トイレの清掃で日付が変わってしまったけれど、これ以上の放置は危険なので、最後の大物に着手。

【2012・2013年度棟(12匹→11匹)】
先に、2012年度誕生組(2012/11/26〜2013/03/24生まれ)の大人つむりん7匹と2013年度誕生組(2013/10/29〜2014/02/11生まれ)の大人つむりん5匹、合計12匹の成貝が暮らす「2012・2013年度棟」。
長方形のプラケースの四隅、特に産卵用砂利プールである円筒形ケースを置いた場所に生じる隙間は、死の空間である。天井からそこへ落ちてしまった場合、目覚める前に仲間がやって来て、出口を塞ぐ様に直上で夏眠や冬眠を始められてしまうと、そこから脱出できなくなってしまい、最後には…。と、これまでも何匹かのつむりんが亡くなってしまった鬼門の場所に、1匹の大人つむりんが入り込んでいた。2013年度生まれのミスジで、2ヶ月前(4/18)に成貝化を確認したばかりだったのに、既に亡くなっていて軟体部の溶解が始まっていた。元々体調を崩して、そこに入り込んで(落っこちて?)しまったのだろうか?元気だったならば、目が覚めた後に、そこから動けないとしても、その場で膜を張って夏眠状態になれば良かったと思うのだが、その様な体力が無かったのか、それとも、その様な知能はつむりんには無いのだろうか?
生後約2年半、ようやく大人になったつむりんの内1匹は、母親になる前に亡くなってしまい、生存中の自家製大人つむりんは11匹となった。

【外産棟(18匹→17匹)】
続いて、外産の大人・若者・子供つむりん計18匹が暮らす「外産棟」。
全清掃のため、全員を円筒形ケースに一旦退避させていると、産卵用砂利プールの内側壁面に貼り付いていた、小柄な大人つむりんが亡くなっていた。既に軟体部は溶け始めていて、高齢による老衰の様だ。亡くなっている場所を考慮すると、最後の産卵で力を使い果たしてしまったのかも。
残りの17匹は健在で、殻の入口から軟体部が全く見えなかった1匹も、霧吹きすると、清掃後の棟へ戻るまでに顔を出した。

3日間に及ぶ全棟確認、前後の家族構成の変化は、以下の通り。

ケース用途確認前確認後
ハウス(特大)その1外産棟大人×13、

若者×4、

子供×1
大人×12(−1)、

若者×4、

子供×1
ハウス(特大)その22012・2013年度棟大人×12大人×11(−1)
ハウス(小)その12014年度棟子供×6、

幼児×1
子供×5(−1)、

幼児×0(−1)
ハウス(小)その2薄殻君専用棟薄殻君×13
ハウス(小)その32015年度春夏棟(外産親)若者×1、

子供×1、

幼児×3
若者×1、

子供×1、

幼児×2(−1)
ハウス(ミニ)その12015年度秋冬棟(外産親)赤ちゃん×46幼児×1(+1)、

赤ちゃん×45(−1)
ハウス(ミニ)その22015年度秋冬棟(自家製親)赤ちゃん×24
円筒型ケース2015年度秋冬棟(親不詳)赤ちゃん×11赤ちゃん×0(−11)

自家製つむりんの誕生年度毎の生存数と生存率は、以下の通りとなった。

誕生年度生存数孵化総数生存率
内訳合計
成貝非成貝
大人若者子供幼児赤子
2012年度外産親7000073352.1%
2013年度4000042211.8%
2014年度005005687.4%
2015年度春夏0112041625.0%
秋冬000145465780.7%
自家製親000024245048.0%
親不詳000000120%
合計11163699075911.9%
亡くなってしまった分もカウントすると、成貝(大人)まで成長したのは、2012年度誕生組17匹、2013年度誕生組5匹で、それぞれ成貝化率は5.1%と2.3%。
沢山の赤ちゃんが生まれるつむりんだけど、大人になるのは約20匹〜45匹に1匹。受精卵の確率を考えると、約50個〜200個の卵から次世代の母親1匹が生まれる計算になるのだろう。