日付が変わった後も、各棟の清掃と餌交換を継続。
【薄殻君専用棟(15匹)】
薄殻君ことパツラマイマイ15匹が暮らす薄殻君専用棟。予備ケースを『はな』ちゃん(?)が割ってしまったので、使っていたケースを洗浄する間、円筒形ケースに全員を退避させる。小さな殻と体にも関わらず、ミスジマイマイと異なり高温と乾燥に強い彼らは、夏眠することなく、キャベツ山の彼方此方で元気に活動していた。清掃前の様子は以下の通り。
大人 | 若者 | 子供 | ||
キャベツ上層(1枚目) | 表面を行動中 | 0匹 | 0匹 | 0匹 |
裏面を行動中 | 2匹 | 1匹 | 0匹 | |
キャベツ下層(2枚目) | 表面を行動中 | 8匹 | 0匹 | 1匹 |
裏面を行動中 | 3匹 | 0匹 | 0匹 | |
合計 | 15匹 |
【2012・2013年度棟(11匹→9匹)】
2012年度誕生組(2012/11/26〜2013/03/24生まれ)の大人つむりん7匹と2013年度誕生組(2013/10/29〜2014/02/11生まれ)の大人つむりん4匹、合計11匹の成貝が暮らす「2012・2013年度棟」。全清掃で予備ケースと交換するため、全員を円筒形ケースに退避させようとすると、暑さに耐えられなかったのだろうか、以下の2匹の大人つむりんが床面付近で亡くなっていた。
- 殻径33mmの2012年度生まれ大人つむりん
- 殻径34mmの2013年度生まれ大人つむりん(ミスジ)
最初の1匹は、7匹生き残っていた2012年度誕生組の内1匹で、殻径33mmと安定して成長した個体。殻の中から少し出したままになっている脚部を刺激したけれど、反応が無かった。もう1匹は「2013年度でかチビ」。2013年度誕生組の中で、他の兄弟より1年早く大人になった殻径34mmの大きなミスジ。殻の中に見える脚部が溶け始めていた。早く成長した分、寿命も短かったのだろうか。
【外産棟(17匹、内3匹死亡→14匹)】
外産の大人・若者・子供つむりん計17匹が暮らす「外産棟」。予備ケースを『はな』ちゃん(?)が割ってしまったので、ケースの洗浄は手間取る上、深夜遅くになってしまったので、餌交換と簡単な清掃のみ実施。7/4の死亡確認後、放置していた3匹の大人つむりんのみ移動させる。亡くなっていたのは以下の3匹。
確認前後の家族構成の変化は、以下の通り。
ケース | 用途 | 確認前 | 確認後 |
ハウス(特大)その1 | 外産棟 | 大人×12(内×3死亡)、若者×4、子供×1 | 大人×9(−3)、若者×4、子供×1 |
ハウス(特大)その2 | 2012・2013年度棟 | 大人×11 | 大人×9(−2) |
ハウス(小)その1 | 2014年度棟 | 若者×4、子供×1 | |
ハウス(小)その2 | 薄殻君専用棟 | 薄殻君×15 | |
ハウス(小)その3 | 2015年度春夏棟(外産親) | 若者×2、子供×1、幼児×1 | |
ハウス(ミニ)その1 | 2015年度秋冬棟(外産親) | 幼児×2、赤ちゃん×44 | 幼児×2、赤ちゃん×43(−1) |
ハウス(ミニ)その2 | 2015年度秋冬棟(自家製親) | 幼児×1、赤ちゃん×23 | 幼児×1、赤ちゃん×21(−2) |
自家製つむりんの誕生年度毎の生存数と生存率は、以下の通りとなった。
誕生年度 | 生存数 | 孵化総数 | 生存率 | |||||||
内訳 | 合計 | |||||||||
成貝 | 非成貝 | |||||||||
大人 | 若者 | 子供 | 幼児 | 赤子 | ||||||
2012年度 | 外産親 | 6 | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 | 335 | 1.8% | |
2013年度 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 221 | 1.4% | ||
2014年度 | 0 | 4 | 1 | 0 | 0 | 5 | 68 | 7.4% | ||
2015年度 | 春夏 | 0 | 2 | 1 | 1 | 0 | 4 | 16 | 25.0% | |
秋冬 | 0 | 0 | 0 | 2 | 43 | 45 | 57 | 78.9% | ||
自家製親 | 0 | 0 | 0 | 1 | 21 | 22 | 50 | 44.0% | ||
親不詳 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 12 | 0% | ||
合計 | 9 | 6 | 2 | 4 | 64 | 85 | 759 | 11.2% |