W501が好き!?

はてなダイアリー「W501が好き!?」のアーカイブ(2006年4月1日~2018年12月31日)

ビュッフェ朝食

前日の完徹移動&観光の疲労から、起きたら午前9時を過ぎていた。今回は、料金に余り差が無かったので、朝食付きプランでホテル(Caesar Park Taipei Hotel)を予約していた。2階にあるビュッフェレストランへ。このホテル内での食事は初めてで、通常ならば500台湾ドルのメニュー。






今日も猴硐へ

猴硐へ行く電車は、だいたい1時間に1本の割合。10時台の電車を逃すと、猴硐到着がお昼過ぎになってしまうので、部屋に戻り急いで支度して台北駅へ。土曜日の観光客で混雑していたけれど、今日の電車は8両編成で、整列乗車無視の割り込みに遭うも何とか座れた。

區間車4172(台北10:31→猴硐11:46(16分遅れ))

猴硐駅に到着後、昨日同様バルコニー部分で避暑しているサビ猫さん(以前設置されていた紹介看板によると、駅に住み着いている6匹の猫の内1匹で「噹噹」という名前らしい)に挨拶する。

今日もバルコニーで寝ていた、駅在住のサビ猫「噹噹」。


その後、駅正面口を出て、観光案内所「猴硐遊客中心」へ。以前から気になっていた、猫村の左端(南端)から少し離れた山側に広がる謎の住宅街と、その付近にあると思われる廃坑跡「瑞三本坑」。案内所で「瑞三本坑へ行きたいのだけど。」と尋ねると、「駅前の通りを左へ真っ直ぐ。」との回答。以前訪れたとき、工事中でそれ以上進めないと思った(勘違いした?)道の先にあるらしい。「中へは入れない。「猴硐瑞三煤橋を渡って川向こうへ行き、炭鉱跡をグルッと回って行ったら」と提案された(様に聞こえた)。昨年1月の訪問時(1/10)に行ったことはあるけれど、川向こうにも猫さんたちがいるのは知っていたので、提案通りに遠回りして行くことにする。
橋を渡った先にいたキジトラ白さん、観光用トロッコ列車乗り場にいたキジ三毛さんと交流後、川向こうの「猴硐路(Houtong Road)」を南下する。

トロッコ列車乗り場で出会った三毛猫さん。

『はな』ちゃんと同じ、白・茶・キジトラの混ざったキジ三毛柄。

途中、道路沿いの民家で保護されている猫さんたちに出会った後、「復興橋」を渡り、駅前通りである「柴寮路(Chailiao Road)」(猫村の各家にも便宜上この通りの番地が付いている)に戻り、そこから更に南下する。

柴油機車庫 Coffee Store

しばらく道を進むと「柴油機車庫」と書かれた看板と建物。炭鉱に入るトロッコを引いていたディーゼル機関車の車庫跡。ここは裏口側で入口は反対側の様だ。壁には、駅周辺にも貼ってあったポスター。台湾で有名な猫写真ブロガーの写真展の開催案内。場所はここだったのか。

猴硐駅側(裏口側)に設置された看板。

ディーゼル機関車庫(Diesel Locomotive Garage)の跡を示す観光案内。

猫写真ブロガーの写真展告知。何と今日から開催。

現在、ここはカフェになっている(2階席に上がると、鉄道沿いで至近距離で列車を眺められる)様で、入口側に(さらに先に)進もうとすると、向こう側から三毛猫さんが歩いてきた。空腹な様で、ちゅーるを持っていることに気付いたのか、スリスリ擦り寄ってくる。




川沿いのベンチに座って、三毛猫さんにちゅーるをプレゼントした後、先へ進む。お店には後で立ち寄ることにして、その先の道をもう少し進むことにする。

入口には「柴油機車庫 Coffee Store」の手作り看板。

やはり今日から写真展をやっているらしい。

後で立ち寄った際にオーダーしたバニラアイスコーヒー(140台湾ドル)。

店員猫さんは居なかった代わりに、店内にはリアルなプチぬいぐるみ。

瑞三本坑と住宅街

駅前通り(柴寮路)を更に南下して、遂に目的の場所を発見。以前訪問した際、工事車両が停まっているだけで、付近に観光客が全くいなかったので、引き返した場所。炭鉱時代の設備を改修し、当時の暮らしを紹介する「礦工紀念館」(「炭鉱夫浴場」跡)と「地質生態館」(「砂乾燥室」跡)の隣には、鉄道下のガードを潜って、向こう側の住宅街へ登る道が続いていた。柴寮路という通りは、ここで大きくUターンして鉄道を通り越し、山側へ伸びていたのだ。


右に曲がったガードの先に目的の「瑞三本坑」があるのは明らかだったけれど、真っ直ぐ続く歩行者専用道路が気になったので、「礦工紀念館」&「地質生態館」のプチ見学後、もう少し歩いてみた。南端には「炭鉱夫宿舎」(内部は閉鎖)があり、そこから歩行者専用ガードを潜って山間部の方向へ遊歩道が続いていた。
このまま進むと遭難しそうなので、先程のガードまで戻り、待望の向こう側へ。

高さ2.1mという超低いガードを潜ると、

その先には…

ようやく実物に辿り着いた「瑞三本坑」。

この地区で一番大きな鉱坑だったらしい。

中には入れないので、フェンス越しに内部の写真撮影。

更に急な坂道を登って行くと、

線路向こうから見えた住宅街が広がっていた。

この辺りの道路はGoogle Mapと一致しているので、住宅街の一番奥には、猴硐駅に隣接された鉄道車庫へと降りていく階段がある模様。猫村の南端部とはかなり近いのだが、道は繋がっていないらしい。

帰国後にGoogle Mapで航空写真を見ていて気付いたのだが、猫村の南端部の行き止まりの道は、以前はこの道と繋がっていたのかも。山の中で途切れている様に見える道を延長すると、この通り辺りに近付く。鉄道の向こう側とこっち側で繋がっていない道に同じ名前「柴寮路」が付いているのは、元々同じ通りでU字型に繋がっていたから?猫村には、昔は炭鉱で働く人たちが暮らしていたのだから、メインストリートが本坑前と繋がっていた方が自然だ。

…ということで、長年の疑問が解けてスッキリしたので、柴油機車庫 Coffee Storeで一休みした後、駅前&猫村へ戻ることにした。

217Cafeで夕方ランチ

猴硐駅前と猫村へ戻り、写真を撮りまくる。
午後5時を過ぎ、昼食抜きで歩き回って疲れたので、猫村内のカフェで軽食を取ることに。カフェの並ぶ通りへ続く階段を上っていくと、キジトラブチの猫が子供に追いかけられていた。


初めて猫村を訪れた際(2014年11月)にもここで出会った、『そら』によく似た猫さんだった。後を付いていくと、「217珈琲」へ入っていくので、一緒に入店。
多くの観光客が帰った時間帯で、お客さんが誰もいない店内に入り、ワッフル(120台湾ドル)とミルクティー(80台湾ドル)をオーダーする。オーナーさんの話では、キジトラブチの猫さんは「小湯包」という名前で、8歳のオス猫とのこと。「日本で世話をしている『そら』という猫と似ている」とiPadで写真を見せると、オーナーさんも「そっくりだね」と反応。現在お店には3匹の猫がいて、他に白い長毛種メスの「小白」とサビ猫の「花皮」。「小湯包」君は唯一のオス店猫とのこと。











お店の3猫が描かれたオリジナルデザインのトートバッグ(390台湾ドル)、猫村花蓮の猫観光地図ハンカチ(各250台湾ドル)を買い、店猫コースター(3種類)をオマケで貰う。
もう少し写真を撮った後、5分遅れの区間車4209(猴硐18:55→台北20:08)で台北に戻る。4両編成で滅茶混み状態だったけれど、次の瑞芳駅で空いた席に何とか座れる。平溪線からの乗換客が多く、以後車内はラッシュ状態。

ミニカレー付きカツとじ

一旦ホテルに戻った後、昨日同様、台北駅2階北側のフードコートへ。北東側にある「日式料理 八番赤野」というお店で、ミニカレーとカツとじセット(148台湾ドル)をオーダーする。
米飯を余り食べてはいけないので、ミニカレーに加えて、おかずだけのカツとじを注文してみたけれど、予想が外れた。ミニカレーの小さなお椀の中には、圧縮されたご飯がタップリ詰まっていた。上にかかっているカレールーで食べられるのは1/3程度で、残りのご飯はカツとじと一緒にカツ丼として食べることを想定している模様。
フードコートのメニューはどれもガッツリ系で、ヘルシー系メニューが見当たらないので、台湾の人はみんなよく食べるのだろうか。





ホテルへ戻る途中、昨日同様、駅2階のパン屋さんでエッグタルトを買おうとするも売り切れ。1階のセブンイレブンでコカコーラ&ポカリスエット(54台湾ドル→2本買うとルーレットで11%引きが出て48台湾ドル)を購入。駅地下街のパン屋さんで代わりのエッグタルト2個(64台湾ドル)を買う。
台北に戻る途中から強い雨が降り始めたのと、遅くなってしまったので、誠品書店へ行くのは止める。